2021/02/05労務トピックス
今回もテレワークについてのお話です♪
コロナウイルスをきっかけに初めてテレワークを導入した企業も多く、
ルールの整備や、労使間で共通の認識が持てていないままスタートしたことで、
混乱につながったケースも少なくないでしょう。
会社も従業員も気持ち良く働けるようにするためには、
しっかりとルールを決め、周知させることがポイントです。
その際は、特に下記の点について見直していくことをオススメします。
■就業場所の範囲
自宅以外に、実家やレンタルワークスペースなど、会社としてどこまでを認めますか?
また、カフェなどで仕事をする場合、多くの方がFreeWi-Fiを利用するでしょうし、
周囲の目に触れる可能性もありますので、セキュリティの面からも検討が必要です。
■労働時間の把握
労働時間を正確に把握できる仕組みは整っていますか?
上司への報告、Webシステムでの勤怠管理、PCのログイン・ログオフ時間の把握など、
様々な方法がありますので、どれが自社に合っているかを考えてみる必要があります。
また、場合によっては休憩時間の管理や、労働時間中の逸脱(お子さまのお迎えなど)についても
決めておいたほうが良いかもしれません。
■通信費などの経費負担
テレワークをすると、従業員にとっては通信費や電気代など、
少なからずこれまでにはかからなかった費用が発生します。
何をどちらがどこまで負担するのかを事前に決めておく必要があるでしょう。
そのために、これまでの通勤費を廃止し、
在宅手当という方法に切り替えて支給をしている企業もあります。
会社も従業員も、双方が納得したルールを取り決めることできると、
業務効率が上がり、円満なテレワークを実現できます。
弊社では、様々な事例を交えながら、多くの企業さまのルール作りをお手伝いさせていただいております!
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